春の養生は立春から
春の養生は立春から
暦の上では立春から穀雨までが春となります。春は植物を発芽させ草木は成長し枝葉は伸びやかに大きく成長します。「天人相応」といい、人の体も自然と同じであるのるので、冬の充電期間を終え、少しずつ体を活発にしていきます。
中国では紀元前2世紀には産婦人科専門書が著され、産婦人科を独立した専門科として治療してきました。新たな命を産みだす尊い存在である女性の健康は、家の繁栄、国の繁栄であったからです。そのため、東洋医学は月経病、帯下病、妊娠病、産後病など女性特有の疾患には、たくさんの研究がなされ、長い歴史と豊富な経験を積み重なることで、現在の中医婦人科学が成っています。
現代の女性の生活は心配なことばかりです。きれいに年を重ねるとは、女性特有の体の変化と上手に付き合うことです。東洋医学は女性の大きな味方となってくれます。今の時代であるからこそ、女性に東洋医学が必要なのです。